どうも、ゴルディロックスコウスです。
今回は、「ゴルディロックス」について、
いきなりご説明いたします!
よろしくお願いします!
【ゴルディロックス】の意味
GOLD 👉 金
LOCK 👉 髪の毛
GoldiLocks 👉 金髪
「ゴルディロックス」 👉 「金髪の女の子」の物語
【3ぴきの熊】の話
イギリスの童話です。
昔々、あるところに、
金髪の女の子が、森の中で発見したクマの家に侵入。
違法です。
そして、誰も居なかったので、物色しました!
犯罪です。
美味しそうな匂いに誘われて台所に行くと、
テーブルの上に、美味しそうな「チーズ・リゾット」が3つ。
1つ目は、「アッツアツの熱すぎる」チーズリゾット。
2つ目は、「まだカッチカチの冷たすぎる」チーズの溶けてないリゾット。
3つ目は、「ほんわか、ちょうどええ感じの温かい」チーズリゾット。
もちろん、考えるまでもなく、3つ目のチーズリゾットを頂きました。
お腹いっぱいになった金髪少女は、疲れたので、
イスに座ろうとしました。
1つ目は、高いぜ!
2つ目は、小さすぎてケツが入らないぜ!
3つ目は、ちょうど良い高さ!
ちょうど良すぎたので、勢いよく飛び乗ると、
イスが壊れてしまいました。
イスは、あきらめて、どこか横になれる所はないか、
寝室のほうへ行きました。
寝室にはベッドがありました。
1つ目は、かてぇ!(腰痛治療用の畳マット)
2つ目は、ぶにょぶにょ!(ウォーターベッド)
3つ目は、ちょうど良い!(高級西川のスプリングがいっぱい入ってるスプリングマット)
気持ち良く寝かけていると、クマが帰ってきました。
クマは家の中を荒らされていることに興奮!
暴れ出します!
金髪少女は、窓からそっと逃げ出して助かります。
それからというもの、クマは人間を見ると襲うように
なりましたとさ。
おしまい。
【少女の名前が造語に変わる】話
この童話は世界中で知られることになり、
「ちょうど良い程度」というのが、「わかりやすい」ということから、
この金髪少女の名前「ゴルディロックス」がその意味になってしまいました!
- ゴルディロックス = ちょうど良い程度
そして、色んな分野で、
この便利な名前「ゴルディロックス」が使われることになります。
【エポニム】するとは?
この「ゴルディロックス」のように、
「人名」が言葉の由来になっていることを、
「エポニム」と言います。
例を言いますと、
- カーディガン(服の名前) 👉 カーディガン伯爵の名前
- ワット(電力の単位) 👉 ワットさんが見つけた!
- ドップラー効果(救急車のピーポー音がポーピー音に変わるあれ) 👉 ドップラーさんが発見した!
- シロタ株(乳酸菌) 👉 代田みのる(ヤクルトの生みの親)氏
- 公文式(学習塾) 👉 公文公(くもん とおる)氏
ちなみに、「地名」が由来の言葉は、
「トポニム」と言います。
- 学ラン(詰襟タイプの男子学生服) 👉 オランダ(蘭服=洋服)
- ブルマン(コーヒーの種類) 👉 ブルーマウンテン(ジャマイカの山脈の名前)
- チワワ(お茶目なワンちゃん) 👉 メキシコの地名であり、チワワ犬の原産地
などがあります。
様々な【ゴルディロックス】
「ちょうどええ感じ」 👉 「ゴルディロックス」
なので、色んな分野で使われることになります。
- ゴルディロックス効果 👉 商品を3種類用意して差別化を図る
- ゴルディロックス心理学 👉 乳幼児が単純でも複雑でもない事に関わろうとする心理
- ゴルディロックス惑星 👉 地球に似た距離で恒星との距離を保つ惑星
- ゴルディロックス経済(相場) 👉 景気が良すぎず、悪すぎることもない
- ゴルディロックス医学 👉 抑制しすぎず興奮しすぎない領域の物質
- ゴルディロックス・エコノミー 👉 インフレでもデフレでもない(経済と同じ)
- ゴルディロックス平均 👉 哲学で「中庸(ちゅうよう)」物事を判断する上でどちらにも偏らないという意味
- ゴルディロックス・ブログ 👇
ブログは、今、誕生しました!
宣誓!
私スコウスは、「ブログはロックだ!精神」にのっとり、
「ゴルディロックス・ブログ」を目指すことをここに誓います!
【マーケティングで応用する】話
日本では、この「ゴルディロックス」を応用した
マーケティングの手法として、「松竹梅の法則」
というものがあります。
- 松 👉 高すぎ・豪華すぎ!
- 竹 👉 ちょうど良き!
- 梅 👉 安すぎ・貧相すぎ!
日本は武士道の国なので、
「人に合わせる」という文化があります。
周りの人の事を考えると、どうしても、
この場は「ちょうど良いやつで!」となりますね。
「自分だけ豪華なものを食べる」とか、
「いや、給料前なんで自分は食べない」とか、
親戚が集まる法事とかでは、無理ですね。
あっ!「マーケティング」的な話でしたね!
(武士道を絡めたかったから m(__)m)
「松・竹・梅」
あえて、「3つ」を用意することで、
「真ん中のちょうど良い」商品を購入させるという、
心理的なマーケティング・テクニックなのです!(バッチリ)
例えば、
商品が1つ、もしくは2つだけですと、
「買わない」という「選択肢」が生まれます。
4つ以上、選択肢があると、
「選べない」という心理が働き、
これまた、
「買わない」「保留」となります。
「これは高いな」
「これは安すぎて心配だな」
「って、もうこれしかないじゃん!これください!」
の法則です!
- 松ビール1杯「1500円」 ・・・ 高ぇ、どっから輸入したんだ?
- 竹ビール1杯「500円」 ・・・ ちょうど良い!
- 梅ビール1杯「98円」 ・・・ いやいや、薄めてるやろ!
そして、
各項目を選んでしまう比率があります!
「 2 : 5 : 3 」
です。
これで、競合他社に目を向かせることなく、
自社製品の中で、選んで購入!となります。
ちなみに、なぜ、「松・竹・梅」の順番になったのか?
それは、
- 松 ・・・ 平安時代(794年~)からの縁起の良い木
- 竹 ・・・ 室町時代(1336年~)からの縁起の良い木
- 梅 ・・・ 江戸時代(1603年~)からの縁起の良い木
という、歴史の長い順番だったのです!
「60へぇ」くらいでしょうか?
(「へぇ」=「なるほど!」と思った単位)
色々な歴史を胸に、
今日も、みなさまに「ちょうど良い」と
言われるブログを目指して、ブロごうぜ!
今日も最後まで読んでいただきまして、
誠に、ありがとうございました!
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